(看護師)自分に合う職場で働きたい!!自分に合う職場の見つけ方まとめ

この記事は2024年4月21日に更新されています。

こんにちは、まったり看護師ぬんたです。

看護師として日々頑張っているみなさん、「今の職場は自分に合っていないのではないか…」と感じていませんか?

自分に合っていない職場で働き続けていると大きなストレスになり、心身に不調をきたしてしまうことがあります。

私自身急性期病棟では、仕事環境が自分に合わず精神を病みそうになっていました(汗)。

ここでは自分にとって最適な働きやすい職場はどこなのかを見つけるための方法を紹介していきます。

優先順位をつけよう!!

まず一番大事なのは自分が何に一番フォーカスしたいかです!!

「給料面は充実させたい」
「夜勤はつらいし極力したくない」
「自分磨きのためにスキルアップしたい」
「ワークライフバランスはしっかりしたい」

など優先したいことは人それぞれです。

そのため自分の考えを書き出して何を重視したいか再度検討してみましょう。

  • 給料面
  • 人間関係
  • 夜勤の有無
  • 自分がどうなりたいか、どんな時やりがいを感じられるか
  • 残業時間はどうか
  • どのような看護観をもっているか(患者様とどのような関係でいたいか)
  • 環境の変化に強いかどうか

上記に具体例を挙げたので一つ一つ自分の優先するべきは何かを考えてみてください。

職場の紹介

次にそれぞれの職場の紹介を行っていきます。

病棟勤務は急性期・回復期・慢性期で大きく分けられます。

病棟での勤務は24時間体制で夜勤があることは共通しています。

なので、「夜勤手当よりも生活リズムを崩さず働きたい!!」という方は病棟以外の勤務をオススメします。

病棟以外や看護師以外の仕事などもあわせて紹介していきましょう。

・一般病院、大学病院(急性期)

急性期病院は階により科が分かれており、異動も頻回にみられるところが多いです。そのため様々な部署での経験を積むことができます。主に以下の特徴があります。

  • 周手術期の患者様が多く、急変対応する可能性が高い
  • 患者様の入院期間が短く病床の回転率が高い
  • 患者様急変時は早期対応が可能(ICU,救急病棟への搬送)
  • 担当する患者様が新しい場合が多いので事前の情報収集に時間を要する
  • 数年ごとに異動がある
  • 教育制度がしっかりしていることが多い
  • 残業時間が比較的長い

大学病院では特に専門的な最新の医療に携われます。

私の場合は県立病院の整形外科に努めていましたが、他疾患の患者様も多く入院しておりとてもいろいろな経験ができたと思っています。

スキルアップしたい方にはとてもオススメです!!

院内外の研修、福利厚生がしっかりしているところが多いのも特徴です。

・リハビリ病院(回復期)

リハビリ病院は、患者が病気やケガから回復し、機能や質を向上させるためのリハビリテーションサービスを提供する施設です。こちらも以下に特徴を説明してきます。

  • 理学療法、作業療法、言語療法やソーシャルワーカーなど様々な職種と連携を取り合いながら仕事をしていく必要がある。
  • 入院期間が比較的長期であるため、患者様との信頼関係構築がしやすい。
  • リハビリテーションに関する専門的な知識やスキルの習得が可能。
  • 重度の障害を持つ患者様が多く、精神的・身体的負担が多いこともある。
  • 退院支援を行う頻度が多い。

患者様が回復し在宅へ復帰する後押しをしたい!!と考える看護師にはぴったりの病棟だと思います。

・慢性期病棟、終末期病棟

慢性期病院は、患者様が慢性的な疾患や障害を抱え、一般的には長期間にわたり入院治療を必要とする施設です。

  • 入院が長期にわたるため患者様との信頼関係を築くことができる。
  • 急変のリスクが比較的少ないため精神的な負担が少ない。
  • DNR(Do Not Resascitate)の患者様が比較的多く、自然な看取りをすることが多い。
  • 全介助の患者様が多く、おむつ交換、食事介助などで身体的疲労が多い場合がある。
  • 残業時間が比較的少ない。
  • 患者様の死亡により、別れや喪失感を感じることがある。

患者様と長く関わり生活の質を維持、向上させたい。

かつ患者様の急変などによる精神的な負担を減らしたい方はオススメです。

・外来、クリニック

外来、クリニックで働くことの特徴は以下になります。

  • スタッフの人数が少なく人間関係が密になる。
  • 患者様は定期的に診察を受けるため、患者様と密接な関係を築く機会がある。
  • 看護業務以外にもルーチン業務が多い(カルテ記録、清掃、医療機器の消毒、事務作業など)。
  • 日勤のみでワークライフバランスがとりやすい。
  • 営業時間が決まっているので比較的残業は少ない。

ワークライフバランスを重視したい!!患者様と信頼関係を築きコミュニケーションをとりたい!!という方にオススメです。

施設勤務

施設勤務とは具体的には特別養護老人ホーム、介護老人保健施設での勤務のことをさします。

  • 看護師の人数が少なく、介護士が多い
  • 介護士が夜勤をすることが多く、看護師は夜間オンコールであることが多い。
  • 利用者の急変する頻度は低い。
  • 残業は比較的少ない。
  • 看護業務以外の仕事も多い(清掃作業、入浴介助、おむつ交換、体操など)

利用者様は高齢者が多くいですが、状態の安定している方が多いため急変も少ないです。

比較的時間の余裕もみられる場合もあり、利用者様とゆっくりとした時間を過ごすこともできるでしょう。

夜間オンコールに関しては手当はわずかしか出ないところがほぼです。なので日中勤務とほぼ給料面は変わらないでしょう。

・看護師以外の仕事

看護師の資格を有している状態で、看護師以外にもできる仕事があることをご存じでしょうか?

ここでは看護師以外の仕事も紹介していきます。

  • 医療機器会社の製品販売や技術のサポート
  • 保険会社の健康管理者 → 保険申請の審査や健康アセスメントを行う
  • 薬品会社の医薬品担当者 → 医療従事者への医薬品の情報提供や教育
  • 医療製品の治験コーディネーター → 臨床試験の実施やデータ管理
  • 健康・フィットネスコーチ 

看護師の資格を持っているという専門知識やスキルは様々な分野で活かすことができます。

・命にかかわらない仕事

看護師でありながらも、「人の命にかかわる仕事は精神的にしんどい…」という方には以下の職場がオススメです。

  • 回復期病棟
  • クリニック、外来看護師
  • 健診センター
  • 献血センター
  • 治験コーディネーター
  • 保育園勤務
  • 医療品、医療機器メーカー
  • コールセンター
  • 医療系ライター

精神的なストレスは軽減されますが、その分病棟勤務と比べ収入が減ってしまう可能性が高いということがあります。

まとめ

私は大学時代、教授に「最初は急性期病院へ行かないとどこへ行っても通用しないよ!!」と言われ急性期病棟で務めることになりました。

しかし、私の性格には合っておらず、やりがいを感じられずただただ心は疲弊し毎日泣きながら仕事をしていました。

しかし、意を決して慢性期病院へ転職してみると、そこで私はやりがいを感じることができるようになったのです。

大事なのは自分に合った仕事場は人それぞれ、そして様々な選択肢があることを知ることです。

みなさんもぜひ自分の働きやすい職場をみつけて仕事を楽しみながら頑張りましょう♪♪

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