子供との良好な関係を築きたい!!~子供の成長を促す関わり方2つ紹介!!~

こんにちは、まったり看護師のぬんたです。

突然ですが、私には3歳の娘がいます。

かわいくてかわいくてしょうがない!!(親バカです)

3歳を過ぎてくると自分でできることが増え、自分の考えもしっかりしてきています。

「自分の関わり方はこれで大丈夫かな…」と最近思うことが増えました。

同じように考えたり、悩んだりしている方も多いのではないでしょうか??

結論から言うと、親の関わり方が子供との良好な関係築き、成長を促すと私は考えています。

今回は自分でいろいろ調べたことをまとめ皆さんに共有できたらと思います。

子供の人格は何で決まるのか…

「あの子は性格が悪い、親の顔を見てみたいわ。」という人がいます。

親はそう言われない、思われないために子供に対してしつけを厳しく行ったりします。

子供の性格や能力は親のかかわり方や周りの環境で決まると思われがちですが、半分は生まれ持ったものとされています。

なので、親のかかわり方が悪かったから、ということはなく本人の個性である可能性もあると考えなければいけません。

私自身、親には愛情深く、様々な体験もさせてもらいました。

しかし、中学生ごろから人とうまくコミュニケーションが取れなくなり孤立した学校生活を送ることになりました。

正直私は「親が私をこんなふうにした」と恨んでしまった時期もありました。

ですが、今は「これが自分の個性だったんだ」と素直に受け入れることができました。

「子供には遺伝するから、生まれ持ったものも似ているに違いない」という方もいるかもしれません。

しかし、親の嫌なところを反面教師にする方も多くいます。

私の場合、両親は孤立した学生時代を送っていたわけではなかったのです。

子供にはそれぞれ独自の個性があるということを覚えておきましょう。

親の関わり方

親の関わり方で子供の創造性や他人を思いやれるなど後天的な要素を伸ばすことができます。

ここでは親が子供にできる良い関わり方を重要なものを2つご紹介していきます。

・一番身近な相談相手になってあげよう

親は子供との距離が一番近い存在です。

子供が壁にぶつかったとき、相談しやすいよう環境を整えておきましょう。

子供へのアドバイスでとても重要なことがあります。

それは自分の意見を押し付けないことです!!

「~しなさい!」ではなく「~だから、したほうがいいんじゃない?、~してくれると嬉しいな♪」

などの言い方になります。

意識していもついつい「しなさい!!」って言っちゃうんですよね。

中国の有名なことわざに「馬を水辺に連れていくことはできるが、飲ませることはできない」というものがあります。ご存じでしょうか?

これは「情報やきっかけを与えることはできるが、やるかどうかは自分次第」ということです。

子供には必要な、公平な情報を十分に与えて最終的な判断は子供に任せましょう。

たとえそれが間違っていたとしても、親は考えを決して否定してはいけません。

まずはきちんと自分の意見を言えたことを肯定し、受け止めてあげましょう。

もし間違っていた場合は「その考え方とってもいいね、こういう考え方もあるよ。」とアドバイスしてあげるのがオススメです。

子供が自分で考えるきっかけを与えてあげることが親ができる良い関わり方です。

褒める際に気を付けること

子供の意見や行動をほめる際に気を付けることがあります。

それはできたことそれ自体をほめるのではなく、できた過程をほめることです!!

例えば、今までできなかった縄跳びができるようになったとしましょう。

「縄跳びできるようになったんだね、すごいじゃない!!」とほめるのではなく、「縄跳びいっぱい練習していたもんね、とってもリズムよく縄を回せるようになったね」という具合です。

「~できた」などの結果だけ褒められることが続くと以下のようなデメリットが生じます。

  • 努力や取り組みよりも結果だけが重視され、努力をする意欲が低下することがある。
  • 成果に依存してしまい、失敗や挫折に強く影響を受けることがある。
  • 目標達成後に満足してしまい新たな挑戦や成長の機会を逃すことがある。

過程をほめることで、「このやり方がよかったんだ、次もいろいろ試して頑張ろう」と自分の努力の過程に満足することができるのです。

これらのことから過程をほめることは子供の自己肯定感を高めるのにとても重要であるといえます。

良い甘えと悪い甘えを区別する

「子供の個性を尊重するということは、やりたいことはすべてさせていいのですか??」と思う方もいるかもしれません。

子供の気持ちを大事にしてあげることはとても重要です。

しかし、

「お菓子を食べたい」「寝る前にテレビを見たい」「Youtubeで動画を見たい」などの甘えは依存に偏った欲求であるため一度許してしまうと本人も「またやりたい」と習慣づいてしまいます。

こうならないために以下の方法を実践しましょう。

明確なルールと境界を設定する

ルールをはっきりさせておくことで、子供も「ここまでなら大丈夫」と意識を向けることができます。

毎日ルールを意識し守りながら生活することで子供の自己制御を身に着ける手助けになります。

一番大事なのはそのルールは「親も一緒にやらなければいけない!!」ということです。

例えば、「動画は1回30分までだよ。」と伝えているのに、

親が料理をしながら動画を見続けていたり、休みの日に「たまにはいいかな」と子供とだらだら動画を見たり…

こんなことをしていると子供も「ルールは破っていいものなんだ」と誤解してしまいます。

ダメな理由、続けた場合どうなるのかをわかりやすくかみ砕いて説明する

子供はやりたいことに素直です。

悪い甘えでもそれ自体は自分の感情や考えを表出する大事な行為です。

なので頭ごなしに「それはやってはダメ!!」と否定すると、その後の自己表現が乏しくなる原因にもなりかねません。

なので、子供にやってはいけないと説明するときは「なぜやってはいけないのか、やるとどうなるのか」をわかりやすく、丁寧に説明してあげましょう。

すると子供も自分のなかでやってはいけないことを素直に理解することが可能になります。

親が悪い習慣に関して、きちんと正確な情報を把握しておくことがとても重要ですね。

・子供との良好な関係が築けない背景にあるもの…

「子供はよく癇癪をおこして、そんな関係築けない」
「すぐに子供にいらいらして口を出してしまう」
「子供へのかかわりを意識する余裕がない」

と思うかたに共通すること、それは子供を十分に理解できていないということです。

理解ができていないと子供からも不信感を持たれたり、かまってほしいという気持ちが問題行動を引き起こす場合もあります。

子供を十分に理解することで、彼らが健康的に成長し、自己を実現できるようサポートすることが可能です。

子供を十分に理解できていない原因として以下があります

  • 子供との時間の不足
  • コミュニケーションの不足
  • 自分の余裕のなさ

家庭の環境によっては子供との時間を確保することが難しい場合があるでしょう。

しかし、日々子供に対して意識してコミュニケーションをとることは短い時間でも可能だと思います。

短時間でも子供のためだけに全神経を集中することで、子供からも信頼されるようになります。

もし時間がとれないなら、具体的な内容や、どのくらいの時間関われないのかをきちんと説明してあげることも大事です。

自分の精神状態を整えることでも子供を理解する余裕が生まれます。

自分に余裕がない場合は、原因が何かをはっきりさせてアプローチしていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

子供の個性を尊重していくことが、結果的に良好な関係を築くことになると理解していただけたでしょうか。

私の娘はとても思いやりのある優しい子ですが、自発性に欠けるところがあります。

しかし、それもまた個性であると捉え尊重しながら関わっていけたらと思っています。

今回の記事を参考にしていただいて、皆さんもぜひ子供とのいい関係を築いてみてください♪♪

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